
スウェーデンから日本へ─「好き」が導いたキャリアのはじまり
私はスウェーデン出身で、これまで計6年ほど日本で暮らしてきました。
最初に来日したのは高校卒業後です。日本のアニメや音楽をきっかけに日本文化に興味を持ち、「実際に暮らしながら日本をもっと知りたい」と思うようになりました。その強い気持ちから、大学進学ではなく、日本語を学ぶための留学を選び、1年間日本語学校に通いました。
(ちなみにアニメでは「鬼滅の刃」が特にお気に入りで、昔は「NARUTO」「BLEACH」「ONE PIECE」などもよく見ていました。)
その後、一度スウェーデンに戻って働いたあと、再び来日し、今度は専門学校で2年間ネットワークを専攻しました。卒業後は日本で1年ほど開発の仕事を経験しましたが、「自分にはネットワークのほうが合っている」と感じ、スウェーデンに戻ってキャリアの軸をネットワーク運用に定めました。
スウェーデンでは、国の通信キャリアでネットワーク運用の仕事をしていました。その後、もう一度日本で働きたいという気持ちが強くなり、再来日を決意しました。日本に戻ったときに「どのように仕事を探すべきか」と悩み、エージェントを通じて紹介されたのがアイエスエフネットです。いくつかの選択肢を比較しましたが、条件面だけでなく、会社としての考え方や、一人ひとりの成長に寄り添った教育や育成のサポート体制が自分に合っていると感じ、入社を決めました。
「成長を大切にする会社」─入社の決め手となったアイエスエフネットの印象
印象的だったのは、面接の前に採用担当とカジュアル面談の機会があったことです。いきなりかしこまった面接ではなく、リラックスして話ができたことで、会社の雰囲気や文化を自然な形で知ることができました。外国人として日本で働くうえで、「質問しやすい環境かどうか」はとても大事ですが、その点で安心感がありました。
また、会社として「ITエンジニアの成長」を大切にしているという話も、強く印象に残っています。目の前の業務をこなすだけでなく、長期的にスキルを高めていくことを会社として支援してくれるといったスタンスが、自分の価値観と合っていると感じました。
ネットワーク運用×セキュリティでお客様を支える
現在は、どのような業務を担当していますか?
現在は、主にお客様のネットワーク運用を担当しています。ネットワークが問題なく動作しているかを常に監視し、インシデントが発生した際には原因を調査して復旧まで対応します。キャリアとの調整も業務の一部で、お客様とキャリアの橋渡し役としてのコミュニケーションも重要です。
加えて、セキュリティ関連の業務にも携わっています。
例えば、社内のユーザーが新しいクラウドサービスやソフトウェアを使いたいと希望した際に、それが安全に利用できるかを確認するのも私の役割です。ウイルスや不審な挙動がないか、会社の環境に導入してよいかどうかをチェックし、必要であれば制限やルールを設けていきます。
日本と海外の働き方の違いで印象的な点は?
スウェーデンやオーストラリアで働いていたときと比べると、日本の職場には大きな違いがあると感じます。スウェーデンでは、上下関係は比較的フラットで、同僚との会話もメールもかなりカジュアルです。残業もほとんどなく、シフトが終われば次のチームに引き継ぐのが当たり前でした。
一方で、日本は仕事の進め方が非常に体系立てられているという印象があります。
特にネットワーク関連の仕事では、自分の判断だけで勝手に変更を加えることはできません。小さな変更であっても、複数人でのチェックと承認、お客様側の確認など、きちんとしたプロセスを踏む必要があります。ファイアウォールの設定なども細かく記録されていて、「どこが、どこにつながっているのか」が明確に管理されています。
こうした緻密なプロセスは、最初は時間がかかるようにも感じますが、学ぶにはとても良い環境です。手順をしっかり踏むことで「なぜこの作業が必要なのか?」を自然と理解できるようになり、システム全体を俯瞰して考えられるようになります。
スウェーデンの柔軟さと、日本の丁寧さの両方を経験できたことは、自分にとって大きな財産だと思っています。
ネットワークからクラウドへ。広がり続けるキャリアの可能性
ITの世界に入った当初は、「ネットワークの仕事がしたい」という気持ちはありましたが、インフラ全体のイメージはまだ漠然としていました。現在はネットワーク運用を軸にしつつ、セキュリティの業務も経験し、少しずつインフラの全体像が見えてきた感覚があります。
今、特に興味を持っているのはクラウドエンジニアリングです。現在の業務でもAWSを利用する機会があり、「さらにしっかり学んで専門性を高めたい」と感じるようになりました。
将来的には、ネットワーク、セキュリティ、クラウドのいずれかの領域、あるいはそれらを組み合わせた形でキャリアを築いていきたいと考えています。まだ完全に「この道一本」と決めているわけではありませんが、日本にはさまざまなチャンスがあり、自分次第で広げていけると感じています。

