
日本で働くという選択と、アイエスエフネットとの出会い
もともと私は日本語に強い関心があり、母国でも独学で日本語を学んでいました。言語を本格的に学ぶなら、日本語環境の中で挑戦したいと考え、来日を決めました。
その後、日本でキャリアを築くことを考える中でアイエスエフネットに出会いました。社員数や案件数が多く、多様な選択肢の中でキャリアを築ける環境があると感じたことが大きな理由です。また、自分の語学力を活かせる案件に携われる可能性が高いと考え、入社を決めました。
グローバル案件のサービスマネージャーとしての役割
現在、案件のサービスマネージャーとして委託サービス全体の統括を担っています。
主な業務は、サービス全体の品質管理や運用の統括、お客様との調整窓口、サービスレベルの報告や改善提案、エスカレーション対応、そしてメンバー(3名+リーダー)のマネジメントなどです。プロジェクト全体の状況を把握しながら、サービスが安定して提供されるよう管理しています。
案件は英語をベースとしたプロジェクトですが、お客様が中国系企業であるため、中国語で直接やり取りする場面も多くあります。そのため、技術的な調整だけでなく、言語や文化の違いを踏まえたコミュニケーションの橋渡し役も担っています。
異なる文化や考え方を持つお客様やメンバーの間に立ち、双方が理解しやすい形で調整していくことが、サービスマネージャーとして重要な役割だと感じています。

3つの言語が飛び交う現場のスピード感
現在の業務では、日本語を中心に、中国語や英語を使い分けながら仕事を進めています。
多言語環境の大きな強みは、お客様との連携がスムーズになることです。お客様が安心して相談できる環境を作れることは、大きな価値だと感じています。
一方で、単に言葉を翻訳するだけでは十分ではありません。日本文化と海外文化の違いを理解したうえで説明することが重要になります。言葉だけでなく、その背景にある考え方や仕事の進め方まで伝える必要があります。
例えば海外のプロジェクトでは、スケジュールが非常に短いことがあります。以前、通常であれば130日以上を要する工程を、わずか90日で完遂したこともありました。こうしたスピード感の違いは、グローバル案件ならではの特徴だと感じています。
文化の違いを理解し、プロジェクトを前に進める役割
グローバル案件では、言語だけでなく文化の違いを理解することが重要だと感じています。以前、海外チームが作成した英語のSOP(作業手順書)を翌日から運用したいという要望がありました。しかし日本側では、翻訳だけでなく手順の整理や標準化といったプロセスが必要になります。
そこで、日本の運用文化や標準化を重視する考え方を丁寧に説明し、スケジュールを再調整しました。単に言葉を訳すのではなく、背景にある考え方を共有することで、双方が納得できる形で合意形成につなげることができました。
現在の仕事では、急な会議への参加や即時の判断を求められる場面も多くあります。そのため、常にプロジェクト全体の状況を把握しておくことを意識しています。難しさはありますが、意思決定の立場として責任を持って判断できることは、大きな成長機会だと感じています。
多国籍チームの中で広がった視点と成長
海外チームと連携する中で、日本独自のルールや文化を説明することを常に意識しています。
日本では「正確さ」「標準化」「属人化しない運用」を重視する傾向がありますが、海外チームでは「効率」や「結果」を優先する考え方が強いと感じています。この違いを理解しながら調整する経験は、日本国内だけの業務では得られない視点だと思います。
現在のチームは、日本籍2名、外国籍2名の構成です。オンサイト対応は日本メンバーが中心となり、海外ユーザー対応やグローバルチームへのエスカレーションは外国籍メンバーが担当するなど、それぞれの強みを活かした役割分担をしています。お互いの文化的背景を前提として尊重することを、チーム全体で大切にしています。
そのような環境の中で、自分にしかできない役割を担い、お客様から高い評価をいただけたときに大きなやりがいを感じます。以前はオペレーターとして業務を実行する立場でしたが、現在は意思決定を行う立場になりました。その変化の中で、自分の成長を実感しています。

