プロジェクトリーダーとしての今と、未経験からの原点
現在は、名古屋支店の受託チームで副グループリーダーを務めながら、教育機関の大規模ネットワーク更改案件に携わっています。
担当しているのは全体設計や移行設計です。プロジェクトリーダーとして、設計だけでなく、移行時の影響なども考えながら、関係者と調整して進めています。
また、チームの運営やメンバーとのコミュニケーションなど、技術だけでは完結しない部分にも関わるようになりました。
ただ、最初から順調だったわけではありません。入社当時は未経験からのスタートで、サーバやネットワークの知識もほとんどありませんでした。
最初に携わったPCキッティングの現場では、先輩やお客様の会話についていくことすらできず、手順書を見ても「なぜこの作業が必要なのか」まで理解できていませんでした。当時は、書かれている文字を追うだけで精一杯だったと思います。
しかも30代からのスタートだったので、「周囲より遅れている」という焦りや意識は人一倍強くありました。だからこそ、「早く周囲に追いつきたい」という一心で目の前の仕事に向き合い、学び続けていました。その必死さが、結果的に自分を成長させる原動力になったと感じています。

「早く追いつきたい」から始まった、資格取得とネットワークへの挑戦
特に力を入れていたのが、資格の勉強です。
LPICやCCNA、基本情報技術者試験、CompTIA Cloud+など、必要だと思った資格には前向きに取り組みました。
私にとって資格は、次の案件に挑戦するための「チケット」のようなものだと捉えていました。案件によっては、資格をもっていることが参画条件になることもありますし、社内での評価につながることもあります。だからこそ、次の機会を広げるためにも、資格の学習は続けていました。
実際に、CCNAの学習に取り組んでいたことをきっかけに、上司から「ネットワーク案件に挑戦してみないか」と声をかけていただきました。
そこからネットワーク領域の案件に携わるようになり、任された仕事に向き合う中で、少しずつ業務の幅が広がっていきました。
最初から明確に「設計をやりたい」「マネジメントをやりたい」と考えていたわけではありません。目の前の仕事に必死に向き合う中で、必要な知識を学び、自分にできることを一つずつ増やしていきました。そして、機会があれば自分から手を挙げて挑戦する。そうした積み重ねが、現在のキャリアにつながっていったのだと思います。
失敗も成長につながる経験
失敗した経験から学んだことも多くあります。
中でも印象に残っているのは、複数の案件を同時に担当していた時期のことです。自身の案件に加え、他拠点の緊急ヘルプや上司の不在に伴うマネジメント代行などが一気に重なり、当時は「期待に応えたい」とすべてを抱え込もうとしていました。
ただ、案件が重なる中で、自分がどこまで対応できるのかを十分に判断できていなかったため、確認や連携が行き届かない場面がありました。結果的に、お客様にご迷惑をかけてしまいました。
そのときは、他拠点の支店長や技術部門の先輩たちが、拠点や部門を越えてフォローしてくれました。周囲の手厚いサポートのおかげで何とかやり遂げることができ、最終的にはお客様からも良い評価をいただくことができました。
挑戦する中では、うまくいかないこともあります。ただ、私の場合は、この経験があったからこそ、目の前の作業だけでなく、プロジェクト全体の流れを見る意識が強くなりました。
同じことを繰り返さないためにも、プロジェクト管理をきちんと学ぶ必要があると感じ、PMPの学習にも取り組みました。試験にも合格し、現在は学んだことを実務にも活かしていきたいと考えています。

自分から動く人に、挑戦の機会がある環境
ここまで挑戦を続けてこられたのは、私一人の力だけではありません。
資格の勉強を続けることや、任された仕事に向き合うこと、機会があれば手を挙げることは、自分なりに意識してきました。ただ、そうした姿勢を見て任せてくれる人がいたことや、困ったときに相談できる環境があったことも大きかったと思います。
先輩や上司からは、技術的な知識だけでなく、仕事の捉え方や向き合い方についても多くのことを学ばせてもらいました。自分一人では気づけなかった視点に触れられたことは、その後の仕事にもつながっていると感じています。
ただ、そうした恵まれた環境があるからといって、待っているだけで成長できるわけではありません。大切なのは、やはり自分から学び、手を挙げ、任された役割を全うすることだと思います。
その意思をもっている人にとって、アイエスエフネットは挑戦しやすい環境だと感じています。

今後の目標は、エンジニアの領域を越えること
今後は、プロジェクトマネジメントの力をさらに伸ばしていきたいです。現在はプロジェクトリーダーとして要件定義以降の工程に関わることが多いのですが、これからはお客様の目的や課題を整理する、より上流の段階から並走できるようになりたいと考えています。「お客様が本当に実現したいことは何か」を一緒に突き詰め、最適な進め方を提案できる存在を目指しています。 また、個人として成長するだけでなく、チームとしても強くなっていきたいと考えています。名古屋支店だけではなく、内勤技術全体として、それぞれの強みを伸ばし、他社が簡単には真似できないチームにしていきたいです。

