20代でのマネジメント挑戦 ― 背中を押してくれた環境
チームマネージャー就任前の約2年間、ヘルプデスク業務でサブリーダーのポジションを経験したことが、その後のマネジメントに活きていると感じています。SV(スーパーバイザー)やプロパー社員から「チームを引っ張ってほしい」と期待され、案件の割り振りや悩み相談など、プレイヤー以外の役割も多く求められました。
初めてのTM業務では、前任の先輩が1on1で手厚くサポートしてくださったおかげで、一人で抱え込むことなく遂行できました。TM経験を通じて、相手に「話してもらう」オープンな質問を意識するようになり、面談スキルが大きく向上したと感じています。
また、「自分のチームをより良くしたい」と強く思えるようになり、20代という早い段階からマネジメントに挑戦させていただけたことは、良い経験であると感じています。
支店の温かいカルチャーと信頼関係の築き方
チームには年上のメンバーも多く在籍しています。信頼関係を築くために意識したことは「お話をしっかりと聞くこと」です。年上の方々は人生の先輩で、私にはない視点をお持ちのため、目標面談でもまずは「私が勉強させていただく」という姿勢で臨んでいました。一方で、会社情報をお伝えする際などは、TMとしての責任を持ってしっかり対応するよう、気持ちの切り替えを大切にしていました。
また、札幌支店では毎週火曜の17時から清掃時間を設けていますが、担当を決めているわけではなく、支店にいる人たちが自発的に掃除を始めています。自分のデスク周りだけでなく支店全体の清掃を率先して行うのは、協力的な社風が根付いている証拠だと感じます。
このような環境の中でメンバーのモチベーションを高めるため、当たり前のことでもあえて言葉にして感謝を伝えるよう工夫していました。社内業務を期限前に対応してくれたときなどは必ず感謝を述べることで、メンバーに肯定的な自己イメージを持ってもらい、お客様先での業務もスムーズに進むようになると考えて実践していました。
女性特有の体調の変化と向き合う中で見えた、自分なりの働き方と強み
キャリアを築く上で、女性特有の体調不良のときには、正直かなりつらいと感じることがあります。新人の頃は言い出せず、倒れそうになりながら作業したこともありました。しかし、エンジニアのミスは大きな障害につながります。今では立ち作業の際にこまめに休憩を取る、椅子を用意してもらうなど、自分なりの対策を取れるようになりました。かかりつけの婦人科を見つけることも大切だと感じています。
このような経験は、現在のマネジメントにおいても、安全配慮の観点で非常に大きな強みになりました。チームで作業する際は、水分補給や休憩のタイミング、座れるスペースの確保など、メンバー全員の安全を気遣えるようになりました。さまざまな視点から経験を活かして、性別問わず誰もが働きやすい環境を守ることが今の私の目標です。

グループリーダーへのキャリアアップ ― 100名の組織を率いる「変化を楽しむ」マインド
チームマネージャーとして従事した期間は1年2ヶ月と短かったですが、営業リード(案件情報)を共有し、実際に案件化した経験などが評価されてグループリーダーへと昇格しました。当時の担当営業や支店管理職と連携して打ち合わせを重ね、受注後もブリッジSEとしての役割を担ったことで、売上に対する意識が大きく高まりました。
グループリーダーになり、フォローするメンバーの数が10名弱から100名以上に増え、「組織を守る」という意識が格段に強くなりました。内勤の技術職として働きながら管理職業務も担うため、複数のタスクをより確実に進捗管理する必要がありました。役割が大きくなったことで「変わらざるを得なかった」のが正直なところで、だからこそ臨機応変に「変化を楽しむ心」が何より大切だと感じています。
現在はグループリーダーとして支店の採算を注視し、売上改善にも力を入れています。育成においては「フォローしすぎないこと」を意識し、各自の個性を理解しながら、彼らが自発的に成長できる環境を作っていきたいです。

