
好きなことを仕事に。ITエンジニアとしてのキャリアと現在の業務
もともとは接客業からキャリアをスタートしました。一方で学生時代からIT系の科目が得意で、プライベートでは自宅のLAN環境やサーバー、ルーター、ファイアウォールの構築などを行っていました。「好きなことを仕事にしたい」という想いから、IT業界への転身を決意しました。
クラウドのテスト業務からキャリアをスタートし、その後はサーバーやネットワークの設計・構築・運用まで経験を広げてきました。現在はネットワークの設計・構築業務を担当しており、Cisco ACI(Application Centric Infrastructure)といった技術を用いた設計・構築や、ルーター、スイッチ、ファイアウォールの設計・構築を担当しています。チームは約20名規模で構成されており、チーム単位でプロジェクトに携わっています。
設計から構築まで一貫して携わることで、実践的なスキルを磨ける環境にあり、日々成長を実感しています。
自分らしく働ける環境を求めて選んだキャリア
ITエンジニアとしてキャリアを築く中で、次に考えたのは「どのような環境で働くか」でした。転職活動では、「働きやすさ」と「ダイバーシティ」を最も重視していました。自分らしくストレスなく働ける環境であるかどうかは、長く働き続けるうえで重要だと考えていたからです。
私は、発達障がい(ADHD)や生まれつきの難聴といった特性に加え、LGBTQIA当事者でもあります。これまで一般雇用で働いてきたものの、働きづらさや不安を感じることもあり、障がい者雇用枠があり特性への配慮と安心して働ける環境があるかどうかは、大きな判断軸でした。
転職活動中を通じてアイエスエフネットを知り、前職でのITインフラ経験を活かせる環境であること、そして、面接でダイバーイン雇用に力を入れているという話を聞いたとき、「ここなら自分の特性を活かして働けるかもしれない」と感じました。
一方で、「転職は失敗したくない」という思いも強くありました。自分の特性を理解したうえで、やりたい仕事に本当に就けるのか、不安もありました。それでも、環境と仕事の両方に向き合える可能性を感じ、アイエスエフネットへの入社を決めました。

安心して働ける環境が、挑戦を後押し
前職では、周囲の反応を気にして自分のことを伝えられなかった経験もありました。
過去に特性や背景について嘲笑されたことがあったためです。
転職活動の中で、アイエスエフネットのことを知り、LGBTQIAを公表している社員がいたり、障がいがあっても好きな仕事に取り組んでいる社員がいることを知りました。
そのとき、「ここなら自分らしく働けるかもしれない」と感じたことを覚えています。
一方で、実際に働くとなると「どこまで伝えていいのか」という迷いもあり、入社当初は不安もありました。しかし、実際に働く中で一部のメンバーに自身のことを伝えた際、「伝えてくれてありがとうございます」と自然に受け止めてもらえたことが、大きな転機になりました。
現在の業務では、周囲の音に敏感であったり、口頭での指示の伝達が難しいと感じる場面もありますが、テレワーク中心の働き方やチャットを活用したコミュニケーションなど、自分の特性に合った環境で業務に取り組めています。周囲の理解や配慮があることで、余計な不安を抱えることなく、仕事そのものに集中できるようになりました。
入社前に感じていた「ここなら働けそうだ」という感覚は、実際に働く中で確信へと変わっています。
安心して働ける環境があるからこそ、新しいことにも前向きに挑戦できています。
自分の特性と向き合いながらも、好きな仕事に挑戦し続けられていることに、大きなやりがいを感じています。
「できること」を広げ、価値を還元していく
現在の業務では、ネットワーク設計・構築の分野でスキルを高めながら、日々成長を実感しています。さらに最近では、「ネットワーク勉強部屋」という社内コミュニティを立ち上げました。現場で得た知識や経験を共有し、次世代のエンジニア育成にも貢献していきたいと考えています。自分の経験や特性を「自分だけのもの」にするのではなく、周囲に還元していくことが、これからの自分の役割の一つだと感じています。

